下半身を水につけて手を繋ぎ見つめ合う女の子2人

【重要】Vaundy「走馬灯」MVの狼の7つの意味!歌詞の裏側!

2022年7月11日にリリースされたVaundyの楽曲「走馬灯(そうまとう)」のMV(ミュージックビデオ)や歌詞が話題になっています。

 

「すごくいい曲。でも、歌詞はどう考察したり解釈したりすれば良いんだろう?」

「MVの中に、狼(おおかみ)が出てくるけどなんで?どういう意味があるんだろう?」

 

といった疑問を持つ人も多いと思います。

実はあるところを理解するだけで、MVも歌詞も理解度が大きく変わります。

 

ということで今回は、【重要】Vaundy「走馬灯」MVの狼の7つの意味!歌詞の裏側!というテーマで、

Vaundyの名曲「走馬灯」をもう一つ上のレベルで味わいましょう!

 

 

【重要】Vaundy「走馬灯」MVの狼の7つの意味!

雪の中に佇むと奥を見つめる2匹の狼

一見、理解しづらいMVや歌詞ですが、

あるところに注目をするとこの歌の持つメッセージを掴むことが出来ます。

 

それが、この「走馬灯」のMVに登場する2匹の狼(おおかみ)です。

 

狼が暗示するメッセージや意味を理解すると、難解に思えるMVの内容もスッキリする部分が多くなると思いますよ。

 

ではさっそく、狼の持つ意味を見ていきましょう!

7つ取り上げてみました!

 

Vaundy「走馬灯」MVの狼の意味1:山の神

木々の隙間からこっちを見つめる狼

「山の神としてまつられている」

 

1つ目の意味は、「山の神」です。

狼は神として崇拝される生き物です。

五穀豊穣をもたらしてくれると考えられていて、田んぼや畑を荒らしてしまう動物(鹿や猪)から作物を守っています。

善人を守り、悪人を罰する神としてしられているのです。

江戸時代より前の時代では、狼は人の言葉を理解し人間の性質を見分ける能力があると考えられていたそうです。

 

「走馬灯」のMVも、山の中を彷徨う女の子の前に2匹の狼が現れますが、この「山の神」が由来しているのでしょう。

 

Vaundy「走馬灯」MVの狼の意味2:調和

日が差し込む緑の大地

「調和を生み出す」

 

狼は調和を生み出す動物とされています。

数頭でも狼を自然界に返すと、枯れた土地の生態系がもとに戻り緑豊かな場所になるそうです。

反対に、狼がいなくなってしまうと動物たちが増えすぎてしまいます。

植物を食べ尽くし、結果的に誰も住めなくなり動物たちも消えてしまうのです。

生命のバランスを保つのに狼は重要な役割を果たしているのですね。

 

「走馬灯」MVの、自殺を図ったかのように見える女の子や、その子の割れたメガネの描写が印象的です。

人間の心もバランスを崩してしまうと、正常ではいられなくなってしまうかもしれません。

もし仮に心がなくなってしまったら、人間ではいられない可能性もありますね。。!

 

 

Vaundy「走馬灯」MVの狼の意味3:犠牲と愛情

子供の狼の毛づくろいをする狼

「仲間のために犠牲になれる愛情深さ」

 

狼、という言葉を聞くとどんなイメージが湧きますか?

”1匹狼”という言葉が存在するくらいなので、1匹で狩りをして生きている

と想像してしまう人も多いと思います。

しかし実は、家族・仲間意識がとても強い群れで暮らす生き物なんです。

実際に、狼に育てられた子供、なんていう情報もありますね!

一度、家族・仲間と認識すると徹底的に命がけでも守ろうとする性質があります。

そのため狼は「仲間のために犠牲になれる愛情の深さ」の象徴となっています。

 

「走馬灯」のMVには(おそらく)死の淵をさまよっている友達のために、助けに行くもう1人の女の子が登場します。

自らの危険を顧みず、手を伸ばし助けに行くシーンが印象的ですね。

 

Vaundy「走馬灯」MVの狼の意味4:軌道修正

手を取る瞬間

「道を外れてしまったものをもとに戻す力・軌道修正」

 

狼は夜行性です。月や夜との関わりが強く、暗闇の中を生きる動物と言われています。

そんな夜の生き物である狼の意味の1つが「軌道修正」です

居るべき道を踏み外して、一線を越えてしまいそうな仲間を元に戻そうとする力があるといわれています。

感情のコントロールが上手く出来なくなったものをもとの場所(正常)に戻す力があるのです。

 

「走馬灯」のMVの中では、助けに来た女の子が”軌道修正役”と捉えられますね。

 

Vaundy「走馬灯」MVの狼の意味5:仲間を呼び戻す

遠吠えする狼

「自分の道を見失いそうな仲間を呼び戻す」

 

狼のよく知られているコミュニケーションの方法があります。

それは、「遠吠え」です。

この「遠吠え」には2つの意味があるとされています。

1つ目が、物理的に遠くへ行ってしまった仲間を呼び戻すこと。

2つ目が、精神的に「離れそうにある仲間の心をもとに戻す」、という意味です。

また、森の中にある生き物はこの遠吠えを聞いて「正気を取り戻す」のだそうです。

 

「走馬灯」のとても印象的なシーンの1つ、夜空に写った大きな狼が遠吠えをする場面。

走馬灯MVの狼の遠吠え

二人の少女が手を繋ぎながら、この遠吠えを見つめて、見とれてしまっている場面があります。

きっとこの時、離れてしまいそうだった女の子の正気を取り戻し、心をもとに戻したのかもしれません。

もと居た場所へ連れ戻せたのかも。。!

 

Vaundy「走馬灯」MVの狼の意味6:命の原点

正面を向く狼の顔

狼の持つ意味の6つ目は「本当の自分自身と命の原点」

 

本能を大切にするのが狼という生きもの。

そしてありのままの自分というものをしっかりと確立しているのです。

己を知れば百戦危うからず。

という言葉があるように、自分自身を理解できれば、その先、道を踏み外したり苦しんだりすることはない、という表現です。

本当の自分自身を知り自分の命を見極めることは、実はとても大切なことと言えますね!

 

「走馬灯」MVの最後の方のシーンに、白いドレスの女の子が微笑んで、連れ戻しに来たもう1人の女の子の手を取るシーンがあります。

微笑む走馬灯MVに登場する女優の女の子

一見、どこか別の世界へつれていってしまうのでは?と思うシーンでもありますが、

狼の意味を理解するならば、

本当の自分に気付けた彼女らはもとの世界へと戻っていくと解釈出来ます。

 

 

Vaundy「走馬灯」MVの狼の意味7:コミュニケーション

寄り添う二匹の狼

最後、7つ目の意味は「コミュニケーション」です。

あなたの思いや考えを素直に誰かに伝えることが出来ていますか?

 

狼はとても感情表現が豊かです。

「コミュニケーション」のシンボル、とされる動物なのです。

毛づくろいなどで、仲間とのふれあいを欠かさず、アイコンタクトやボディランゲージなどで、コミュニケーションを大切にしています。

狼は「コミュニケーション」の大切さを伝えています。

 

「走馬灯」MVの女の子たちのこれからは、自分自身に目覚めて、何気ない日常のコミュニケーションを大事にして、

家族や恋人、友達の絆を深めていく、

そんな未来なのではないでしょうか。

 

 

【重要】Vaundy「走馬灯」の歌詞の裏側!

走馬灯

ということで、以上のことを踏まえて

次は、Vaundyの「走馬灯」の歌詞のポイントや裏側を見ていきましょう!

 

Vaundy「走馬灯」の歌詞

 

気づいたら どこか知らない場所に来ていた

止めどなく 流れる車窓はもう見飽きた

何をしようとしたのかも忘れて

大事なものを見落としてきたことも

考えることが増えてきて 大事なこと忘れても

 

君のせいじゃない 僕のせいでもない

ありふれてた未来が 変わっただけ

もう 寝言が止まらなくなる前に やめとこう

 

やるせなく 顔を隠した人の姿

思いやる 見上げた理想は僕にもあった

どこに行こうとしたのかも忘れて 大事な何かに出会えなくとも

散々なことが増えてきて 大事なもの失くしても

 

君のせいじゃない 僕のせいでもない

ありふれてた未来が 変わってくだけ

もう 寝言が止まらなくなる前に

 

日々寄り添いまた離れ さらばと願い纏う僕の姿は

晒し合いまた痛む 愛とすり減る僕のこころは

君のせいじゃない 僕のせいでもない

ありふれてた未来が 変わっただけ

もう 全て忘れてしまう前に 思い出そう

寄り添いまた離れ

さらばと願い纏う僕の姿は 晒し合いまた痛む

愛を許してくれ

 

とても想像力を掻き立てられる歌詞ですね。

どう解釈をすれば良いのでしょうか?

 

Vaundy「走馬灯」の歌詞のポイントは1つ

走馬灯MVの手を取る女優の女の子

歌詞のいちばん大事なポイントは、

1つだと思います。

それが、最後の一節、、、

「愛を許してくれ」

です。

 

Vaundy「走馬灯」の歌詞の裏側:自責の念

ハートマークをもつ白い服の男性

最後の一節、「愛を許してくれ」がこの歌詞をより理解できる裏側に繋がっていると思います。

 

散々なことが増えてきて、なかなかうまくいかなくて、
寄り添ってはまた離れて、
さらけ出しては傷ついて、心が痛む。

 

心が痛いのは誰のせい?

「君のせいじゃない 僕のせいでもない」

そう「誰のせいでもない」。

 

 

それでも、

自分を責めてしまっているのでしょう。

誰のせいでもないなら、自分を責めよう、ということです。

だから、「許して欲しい」のだと思います。

 

 

なので、最後に飛び出す

「愛を許してくれ」

がポイントであり、この歌の裏側への入り口になります。

 

Vaundy「走馬灯」の歌詞の”愛”=”エゴ”

半分の仮面を透ける黒い服の男性

愛の意味ってなんなのでしょうか?

正直よくわからないですよね。

 

でもそれで正解だと思います。

もし愛に明確な意味や、ゴールがあってしまうと、

競争になってしまうからです。

「自分の方が、あなたのことを早く正しく愛した、100点満点中90点取れた。

だから一緒にいてくれ。見返りが欲しい。」

 

これはどちらかというと”エゴ”に近いかな、と思います。

 

ただ、愛に明確な答えはないと言いました。なのでこれはこれで”愛”なのだとも言えますね。

 

愛の意味は定まっていませんが、その1つを”許し”とするならば

「そんなエゴのような愛の形もありだよね。」と思うことも愛なので、

最後の一節、、、

「愛(の形をしたエゴ)を許してくれ」

という表現はとても面白いなと思います。

 

【重要】Vaundy「走馬灯」本人の思い!

ミュージックアワードで受賞するVaundy

この「走馬灯」という曲を作った”Vaundyさん”本人が、この曲に対する思いを語っています。

ある意味ではこの歌に対する解釈の「答え」にもなっています。

 

Vaundy「走馬灯」のメッセージは「想像力」

 

 

 

 

他人を想う上で「想像力」というのは本当に大事ですよね。

 

リスナーの人達に”余白”を残すことで、想像することの大切さを思い出して欲しい。

そんなメッセージが込められているようです。

君のせいじゃない、僕のせいでもない。

 

責めるのではなくて、許してみたらどう?

と歌っているのかもしれないですね。

 

【重要】Vaundy「走馬灯」にネットの声!

 

そんな素敵な楽曲にネットの声もたくさん上がっています!

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

余白が取られている歌詞。

その余白は想像力を生み出してほしいという作者のメッセージです。

その想像力の手助けをしてくれるのが2匹の狼。

 

狼の本能の力に助けられて、ミュージックビデオの女の子2人は無事も説いた場所に戻れたのでしょうか?

 

みなさんはこの歌やMVをどう想像して、解釈しますか??

 

 

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