結論から言う。
忙しい父親は、一人の時間を作れない。
……で終わると怒られそうなので、もう少し書きます。
「自分の時間の作り方が知りたい…」。子育て生活が始まって10年経ちますが、正直、今でも知りたいです。朝から夕方まで工場勤務。その他ブログの執筆、英語の勉強、創作活動、瞑想やジャーナリング。
やりたいことばかり増えるのに、やる時間は増えない。そんな3児のパパのぼくが、今のところたどり着いた結論は「時間は作らず、味わう」でした。
子育て中は、自分の時間がない
工場から帰る。
子どもをお風呂に入れる。
「パパ、一緒に入ろー!」
「いいよー。」
正直、立っているだけでやっと。
ご飯。
歯磨き。
寝かしつけ。
食器を洗う。
時計を見る。22時43分。
SNSを開く。
「朝5時に起きましょう。」
……。
誰が起きるんだ。
一人の時間を作ろうとしても、失敗した。
一人の時間が欲しい。
本を読みたい。
英語をやりたい。
ブログも書きたい。
絵も描きたい。
サッカーもしたい。
色々、試しました。
朝活。
夜更かし。
昼休み。
休日のまとめ勉強。
どれもそれなりに続きはしました。でも、どれも途中で終わる。朝活は目覚ましを止めた記憶しかないし、夜更かしは翌日の仕事で後悔しました。
休日は、「パパー!」の一声で終了。
いや、それでいいんです。子どもは悪くない。仕事も悪くない。でも、「自分の時間が欲しい。」この気持ちは消えませんでした。
子育て中でも味わえる5分の時間
5分という時間は侮れない。
実際にこのブログ記事も、5分の間に書き溜めたメモからできていたりします。
ある日の仕事帰り。コンビニで缶コーヒーを買いました。
車に戻る。
エンジンはかけない。
スマホも見ない。
空を見ながらコーヒーを飲む。
5分。たった5分。でも、「あれ?」と思った。
今日、一番落ち着いている。
ブログのネタも浮かぶ。英語のフレーズも思い出す。不思議でした。
自分の時間は、長さよりも質でした
生活の中で実験を続けていて、一つだけ気づいたことがあります。
ぼくの場合、無理に一人の時間を作るより、すでにある時間を自分のために味わうほうが続けやすい。
朝5時。夜11時。そんな大きな時間じゃなくてもOKなはずです。
子どもの習い事を待っている間の8分。
スーパーの駐車場。
寝かしつけのあと、ぼーっとする3分。
思い返してみると、人生を変えたアイデアは机に向かって2時間考えた時より、こういう時間に浮かぶことの方が多いです。そしてもう一つ。
もちろん2時間あれば嬉しいですが…
欲しいのはそれだけではなく、
「これは自分の時間だ。」と思える感覚でした。時間の長さじゃない。時間の質です。
何かのために使わなくてもいい
ぼくにとって時間を味わうとは、その数分間を、何かのために使わなくてもいいと思えることです。
ブログのネタを考えてもいい
ただ空を見ていてもいい
大切なのは、その時間を自分で選んで過ごしている感覚なのかもしれません。
何もできない日があってもOKです
今のところの結論。
僕は、「時間を作る」という言葉をやめました。
代わりに、「時間を味わう」ようにしています。
すると、5分が急に価値を持ち始めました。
もちろん、毎日うまくいくわけじゃないです。
ソファで寝落ちする日もあって、何もできない日もあります。
でも、そんな日は、「今日は休んだ。」と思うようにしています。今後は、なにかできた日も、できなかった日も、その5分をちゃんと味わえたらいいなと思います。
一人の時間は、自分に戻る時間でした
これを書きながら思いました。
僕はずっと、「一人の時間が欲しい。」と思っていました。
でも、本当に欲しかったのは、一人になれる時間だけじゃなかったのかもしれません。
自分に戻れる時間。
だったのかも。
だから明日も、仕事帰りに5分だけ一息つこうと思います。
コーヒーを片手に。
たぶん、たばこも吸いながら。